中南米地域火山防災能力強化研修活動支援

独立行政法人国際協力機構(JICA)と当機構との共同により、中南米地域の火山に携わる行政官や学識者の育成を目的とした研修を実施しました。研修員たちは、約1ヵ月間の講義や現地視察を通して日本の減災対策や体制整備、人材育成の実例を学び、自国の行政・地域コミュニティ連携による防災力向上プランを作成しました。本研修を通じて、住民・行政・防災関係機関・マスメディアの関係構築と、災害文化の伝承や正確・迅速な情報伝達を通したリスクコミュニケーションが減災行動に有益であることを理解しました。

北海道庁の視察
十勝岳現地研修(富良野川2号透過型ダム)