豊浦町津波防災ハザードマップ基図の作成
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、東北地方太平洋岸を中心に多大な被害が発生しました。北海道太平洋沿岸西部に位置する豊浦町においても、700世帯に避難勧告が発令され、ホタテ養殖施設等の大規模被災をはじめ、36世帯の住宅被害が発生しました。豊浦町では、この災害から津波に対する様々な課題が浮き彫りとなりました。
当機構では、来年度完成予定の豊浦町津波ハザードマップについて、その制作支援を行い、まずは豊浦町海岸域の地形データを取得することを目的に、航空レーザー測量を実施しました。また、航空レーザー測量を実施するにあたり、今後の津波遡上シミュレーション等への活用についても計画立案を行っています。