CeMI北海道

活動紹介

火山災害

 平成21年度

雌阿寒岳周辺地域における地域防災力向上推進支援

 雌阿寒岳のふもとに位置する釧路市阿寒町と足寄町において、地域住民の雌阿寒岳噴火における防災意識の向上を目的とした啓発活動を推進しています。
 CeMI北海道では、会議の運営、講演会や登山学習会、報道連携勉強会の企画検討および実施のサポートを行うとともに、足寄町広報誌への町民防災講座記事の寄稿の調整を行いました。

親子登山学習会

地域防災講演会

 平成21年度

樽前山周辺地域の住民防災啓発支援

 樽前山に対する正しい理解を深め、噴火時の備えや減災活動への火山防災意識を高めることを目的として、周辺地域住民や教員を対象とした登山学習会や山麓学習会などの啓発活動の支援を行な行いました。また、苫小牧市、白老町、千歳市、恵庭市の3市1町において防災講座などの啓発活動の支援も行いました。


 ◆ 胆振管内教員対象 登山学習会 (参加者7名)
    平成21年5月30日(土) 8:00~13:00
 ◆ 胆振教育局初任者研修 (参加者12名)
    平成21年6月4日(木 )9:00~16:00
 ◆ 石狩管内教育研究会理科部会 登山学習会 (参加者49名)
    平成21年7月30日(木) 8:00~15:00
 ◆ 苫小牧市教研理科部会 山麓学習会 (参加者13名)
    平成21年8月17日(日 8:45~15:30
 ◆ 苫小牧市民向け樽前山登山学習会 (参加者26名)
    平成21年9月27日(日) 8:00~15:00
 ◆ 白老町民防災講座 (参加者①25名、②21名)
    ①平成21年10月14日(水) 10:00~15:00、②10月15日(木) 10:00~16:30
 ◆ 恵庭市民樽前山防災講演会 (参加者57名)
    平成22年1月28日(木) 18:30~20:00
 ◆ 千歳市民防災講座 (参加者80名)
    平成22年2月20日(土) 9:00~12:30
 ◆ 苫小牧市民防災講座 (参加者①37名、②35名、③45名)
    ①平成22年2月1日(月) 10:30~14:50
    ②      2月2日(火) 10:30~16:30
    ③      2月3日(水) 10:30~14:50

樽前山A火口:火山ガス等の解説

樽前山火山対策防災拠点展示室

 平成21年度

上富良野町における防災啓発活動支援

 上富良野町民の防災意識・地域防災力の向上を目的とした防災啓発活動を実施しました。
 住民会、自主防災組織、民生委員児童委員など地域と行政とが連携した災害時要援護者の避難支援対策について学ぶ学習会、および広く町民を対象として、噴火予知やハザードマップの活用など日本の減災文化を生み出した20年前の十勝岳噴火を振り返りながら、次世代の減災まちづくりに関する講演会を行ないました。

加村主任研究員による講演会

日時:平成21年7月23日(木)

場所:上富良野町保健福祉総合センター「かみん」

岡田弘先生による講演会

日時:平成21年11月27日(金)

場所:上富良野町保健福祉総合センター「かみん」

 平成21年度

洞爺湖有珠火山マイスター制度運営支援

 有珠山地域の防災力向上や次期噴火に備えた防災リーダーの育成をねらいとし、胆振総合振興局および有識者・地元自治体・関係機関等によって「洞爺湖有珠火山マイスター制度」が構築され、平成21年度は新たに5名の火山マイスターが誕生しました。さらに、次世代を担う子どもたちの育成を目指したジュニアマイスター制度が開始しされ、壮瞥町および伊達市の中学生38名がジュニアマイスターとして認定されました。

火山マイスター認定審査

     (フィールド審査)

日時:平成21年10月17日

第4回運営委員会

日時:平成22年度2月5日

 平成21年度

十勝岳登山学習会運営支援

 岡田弘理事が講師となり、約3,300年前のグラウンド火口噴火や88-89年噴火における火山噴出物を観察し、十勝岳の噴火様式などを学ぶ登山学習会を開催しました。

共催:地学団体研究会北海道支部、CeMI北海道、旭川市博物科学館
日時:平成21年7月26日
参加者:25名
内容:望岳台~中央火口丘溶岩の末端崖~中央火口丘溶岩とグラウンド火口火砕流堆積物~大正泥流堆積物と中央火口溶岩面~大正火口~62-II火口

岡田先生による登山前のレクチャー

1989年1月8日噴火噴出物の岩塊

 平成21年度

洞爺湖周辺地域におけるエコミュージアム・ジオパーク推進支援

 洞爺湖周辺の1市3町では、平成18年から洞爺湖周辺地域エコミュージアム構想を推進し、地域の魅力ある資源を発掘し、観光等への活用の検討を行っています。平成21年8月に同地域は、かねてより目指していた世界ジオパークネットワークに加盟が認定され、平成22年2月、行政のみの組織であった洞爺湖周辺地域エコミュージアム推進協議会は、地域住民や民間事業者も含む洞爺湖有珠山ジオパーク推進協議会へと発展しました。
 CeMI北海道では、エコミュージアムおよびジオパークの取り組みを地域住民、住民ガイド団体、地元観光事業者と地元自治体、関係機関の連携促進を目的として周知啓発などの活動支援を行いました。

GGN現地審査対応補助

解説看板の制作

 平成21年度

十勝岳減災対策支援

 上富良野町には自衛隊の演習場があり、これまで様々な障害防止対策事業が行われてきており、この事業と連動して安全まちづくりが進められてきました。今後も安全まちづくりを推進・充実するためには、これまで行われてきた事業や対策を検証・評価する必要があります。
 CeMI北海道では、これまでの事業や対策を検証・評価にあたり、調査結果報告に対する照査と助言を行い、今後の安全まちづくりについて提案を行いました。
 平成21年度

有珠山噴火10周年フォーラムおよび現地研修会運営支援

 2000年有珠山噴火から10年目を迎えるにあたり、あらゆる立場から当時の体験や教訓を振り返り、火山防災を再考する啓発行事の企画及び運営支援を行いました。

当時の防災対応を検証し、次期噴火への備えについて考え発信することをテーマとした記念フォーラムを開催しました。

報道関係者を対象として、岡田弘理事、宇井忠英理事の解説のもと2000年噴火を学び有珠山に関して知見を深めるとともに、防災情報の報道のあり方について考える現地研修会を実施しました。

2000年有珠山噴火10周年フォーラム

日時:平成22年3月27日

場所:伊達市カルチャーセンター

有珠山現地研修会

日時:平成22年3月28日

場所:西山山麓火口など

 平成21年度

洞爺湖有珠山ルートガイドブック制作支援

 洞爺湖有珠山地域は平成21年8月に日本初の世界ジオパークに認定されました。そのような中で、地元観光協会から洞爺湖有珠ジオパークにおけるルートガイドブックの出版について協力要請があったため、試作版の制作支援を行いました。執筆者は、ジオパークの科学検討委員および洞爺湖有珠火山マイスターの中から選定しました。

ジオパークルートガイド01

「四十三(よそみ)山ルート」

ジオパークルートガイド02

「金比羅山・2000年遺構公園ルート」

 平成21年度

有珠山地域における環境保全に関する啓発活動

 2000年有珠山噴火・泥流災害で校舎移転となった洞爺湖温泉小学校のこどもたちに「緑の再生」を伝えることを目的として、年に2回植樹等の活動を実施しています。
  「緑はどうなった?授業」と題したこの活動は、学校教育関係者や研究者、行政・地域住民が連携して進める環境防災教育の一環であり、CeMI北海道は、運営、広報、機関連携を支援を行っています。

春の授業

日時:平成21年6月19日

場所:小有珠川砂防指定地

秋の授業

日時:平成21年10月2日

場所:小有珠川砂防指定地

 平成20年度

雌阿寒岳周辺地域における地域防災力向上推進支援

 雌阿寒岳周辺地域では、2006 年3 月の小規模噴火を機に「雌阿寒岳噴火対応計画検討会」が設立されました。噴火時における防災対策関係機関の連携や協働体制を深めるために、検討会ならびに3 部会1 グループで、様々な検討を進めています。
 CeMI 北海道では、「地域防災力向上推進グループ」について、企画・運営を支援し、本年度はワーキング開催ならびに地域住民向けの防災講演会や報道機関との勉強会を実施しました。

雌阿寒岳地域防災講演会

日時:平成21年 1月27日

場所:阿寒湖温泉支署

足寄町地域防災講演会

日時:平成21年 1月27日

場所:らわん蕗の里

 平成20年度

樽前山環境防災副読本活用部会 企画・運営支援

 樽前山周辺地域では、平成17 年度に、地元の教師や学識経験者、関係機関によって構成される「樽前山環境防災副読本検討部会」が設置され、これまで学校現場に特化した火山防災に関する教育素材が検討され、「樽前山環境防災教育副読本」が作成されました。
 平成20年度は、樽前山副読本の活用を推進する方法について検討し、試行授業や教員研修会を実施しました。

副読本試行授業

日時:平成20年12月 4日

場所:安平町立早来小学校

教員向け樽前山頂学習会

日時:平成20年 8月18日

場所:樽前山山頂部

 平成20年度

ジオパーク国内候補地決定記念講演会 講師

 洞爺湖有珠山周辺地域は、平成19年10 月に日本ジオパークネットワークに加盟が決定し、さらにユネスコが支援する世界ジオパークネットワーク(GGN)に登録申請しています。
 日本初のGGN登録を目指して、記念講演会「洞爺湖有珠山ジオパークに期待するもの」を開催し、科学検討委員会委員長の岡田弘副代表理事が講演しました。
 

日時:平成20年10月21日

場所:洞爺湖ビジターセンター

 平成20年度

北海道火山防災サミット2008 in 十勝岳 企画・運営支援

 火山災害の軽減を目的に、機関・住民連携推進を図るため、平成17 年度から隔年で「北海道火山防災サミットを実施しています。
 今年度は、1988-89年噴火から20年の節目として十勝岳を舞台に開催しました。次世代継承・次世代育成をテーマに、子どもたちへの野外授業や住民ワークショップ、講演会、フォーラム等を企画、運営しました。

親と子の火山砂防見学会

日時:平成20年 8月21日

場所:2号透過型ダム他

現地防災学習教室

日時:平成20年 9月25日

場所:望岳台他

十勝岳山麓地域住民WS in 上富良野

日時:平成20年11月15日

場所:上富良野町公民館

十勝岳山麓地域住民WS in 美瑛

日時:平成20年12月13日

場所:美瑛町町民センター

 

十勝岳火山防災フォーラム

日時:平成21年 1月23~24日

場所:上富良野町プラザトミヤマ

 平成20年度

有珠山周辺における環境保全に関する啓発活動

 2000 年有珠山噴火・泥流災害で、校舎移転となった洞爺湖温泉小学校のこどもたちに、「緑の再生」を伝える活動として「緑はどうなった?授業」を行いました。この活動は、学校教育関係者や研究者、行政・地域住民が、連携して進める環境防災教育の一環です。CeMI北海道は、運営、広報、機関連携を支援を行いました。

「G8サミット記念植樹」

日時:平成20年 7月 8日

場所:小有珠川砂防指定地

「種採取・種まき」

日時:平成20年10月16日

場所:小学校ならびに洞爺湖畔

 平成20年度

洞爺湖周辺地域エコミュージアム・ジオパーク推進支援

 洞爺湖周辺地域では、エコミュージアム構想ならびに世界ジオパークネットワーク加盟を推進しています。
 平成20年度に、北海道洞爺湖サミットの開催に合わせ、地域の魅力を発信するため団体旅行を企画し、札幌圏と地元向けの2 回のツアーを実施しました。
 その中でCeMI北海道は、見学ルートや地元ガイドとの調整などについて、企画・運営しました。

「札幌圏対象ツアー」

日時:平成20年 6月 7~8日

場所:有珠山ロープウエー展望台にて

「地元対象ツアー」

日時:平成20年11月 1日

場所:北黄金貝塚公園にて

 平成20年度

有珠山地域における火山と共生した「みち」づくりに関する支援

 有珠山外環状道路に関わる計画について、平成18 年度から学術アドバイス等を実施しています。これまでに有珠山周辺地域の住民と「火山との共生と地域の「みち」を考えるワークショップ」を開催してきました。
 平成20年度は、北海道の道路計画に対して、有珠山の過去の噴火等を踏まえたアドバイスを行いました。
 
    有珠山噴火時の道路規制予想図
 平成19年度

ジオパークと洞爺湖地域エコミュージアムフォーラム

 洞爺湖周辺地域では、地域資源を活用したまちづくりを推進しています。「洞爺湖周辺地域エコミュージアム」ならびに「ジオパーク」に対する地域の理解を深めるための講演会を、地元自治体と共催で実施しました。
 
 

日時:平成19年 8月31日

場所:洞爺湖ビジターセンター

 平成18年度

壮瞥町「地域防災講演会」
  ~有珠山の研究・観測を振り返って~

 北海道大学の岡田弘教授(当機構理事)の退職を記念して、有珠山のふもと壮瞥町で講演会が開かれました。 有珠山・昭和新山をはじめ、日本の火山研究と地域防災など、これまでの研究を振り返りました。
 

日時:平成19年 3月 3日

場所:壮瞥町公民館

 平成18年度

北海道火山防災サミット2006 in いぶり

 ~「火の山」たちに触れ・語り そして 学ぼう~をテーマに、今年は次世代を担うこどもたちを主役に様々なイベントを企画しました。当機構は、地域でのプログラムを支援し、こどもたちが火山に親しむきっかけづくりをお手伝いしました。
 

日時:平成18年7月25日~8月2日

場所:胆振各地

PageTop

活動紹介 Topにもどる

Copyright NPO CeMI Hokkaido. All Rights Reserved.