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”CeMI北海道” とは、環境防災研究機構の英語表記
の頭文字を用いた略称です。
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相次ぐ自然災害の中で、国や道の関係機関は、道民の生命や財産を災害から守るべく、種々の対策を講じていますが、住民個々の防災・環境意識の向上や住民被害の軽減になかなかつながっていかないことが課題となっています。
また、地球温暖化・オゾン層破壊・海洋汚染などの地球環境劣化が北海道にも波及し、道民の生活環境にも影響を与えつつあります。
自然の災害や環境の劣化は、地域住民の営みとその発展に長期的な影響を与え続けます。定住の歴史が短い北海道にあっては、この世紀に安全で豊かな生存圏構築が求められ、このため自然災害と環境劣化に強い地域づくりが緊急課題となっています。その先導役としての期待が、いま北海道に向けられているのです。
以上のことから、北海道内の諸地域や住民が受ける自然災害・環境劣化被害の軽減を目標に、関係機関と地域行政・住民との連携を支援し、安全・安心で豊かな地域社会の形成に寄与することを目的に「特定非営利活動法人 環境防災研究機構北海道(NPO法人 CeMI北海道)」が設立されました。
名称 特定非営利活動法人 環境防災研究機構北海道 代表理事 黒木 幹男 住所 〒060-0001 札幌市中央区北1条西8丁目2-39 みたけ大通ビル8F 電話 Tel.011-271-2663 Fax.011-204-7367 設立年月日 平成18年3月23日
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- 環境啓発
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環境の保全と減災に関する情報の提供、講演会・シンポジウムの開催による普及啓発
- 連携調整
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環境保全と減災に関する地方自治体・住民・地域団体・道内企業・ライフライン・マスメディア・医療機関・政府機関等の連携調整
- 調査・研究
環境の保全と減災に関する調査・技術開発・政策提言
- 環境防災教育
環境の保全と減災に関する教育・訓練システムの構築
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NPO法人 環境防災総合政策研究機構(CeMI)は、日本列島全域の環境防災の課題を対象とした国民的連携と政府省庁間および各政府機関の連携を支援する全国組織(全国会員)です。
一方、NPO法人 環境防災研究機構北海道(CeMI北海道)は、北海道内諸地域の課題解決のため、地域の住民・市町村・役場と道・国機関等との連携を支援する北海道組織(北海道内会員)です。
CeMIとは独立した北海道在住の会員(個人・企業)と役員組織ならびに財政から成り立っていますが、北海道内で繰り広げられている国機関連携調整にはCeMI(北海道支部)があたります。しかし、CeMIの活動を地域草の根活動として展開する上で、CeMI北海道による地域住民連携支援が欠かせません。とくに北海道の地域自治体・住民連携による地域防災力構築の支援活動においては、CeMI北海道が活動の前線にあたります。